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Trustworthy Online Controlled Experiments: Contents & Preface を読んだ

Trustworthy Online Controlled Experiments: A Practical Guide to A/B Testing を買って興味ある章を読んでいる。読んだ章のメモを残していく。今回はまず目次とPreface

ちなみに、この本の著者はBigカンパニーのフェロー級のメンバーで構成されている

Prefaceではまずこの引用から始まっている。

If we have data, let’s look at the data. If all we have are opinions, let’s go with mine.

これは、NetscapeのCEOであったJim Barksdale氏による言葉

自分なりに日本語に訳すと、"データがあるならデータをみよう。意見しか持ってないないなら、私(つまりCEOのJim)の意思に基づいて次にいこう。” と言ったイメージ

データドリブンと言った言葉がどこでも聞くようになっているので説明不要だと思うが、一方データがないならその会社で最大の発言力があるCEOの意見についていくことになるという意味である。この本は別名HiPPo本と呼ばれているらしいが、HiPPo = Highest Paid Person's Opinion のこと。普通の会社では、CEOのことを指していると思う。CEOの意見に勝るのはデータしかない。データ強し

以下も個人的に好きなフレーズがあった

Getting numbers is easy; getting numbers you can trust is hard !

つまり数値を得るのはかんたんだが、信頼できるかどうかはまた別問題(というか難しい)というのがかなり自分的に刺さる言葉である

このあと、この本の構成が書かれている。Prefaceを除いて全体でPartが5部構成になっている

Part 1: Introductory Topics for Everyone

1から4章で構成されている。このPartはすべての読者が読むべきPartといったところかなと想像

Part 2: Selected Topics for Everyone

5から9章で構成されている。メトリック関連や倫理の話がありそう

Part 3: Complementary and Alternative Techniques to Controlled Experiments

10と11章で構成されている。普遍的な分析技術やA/B testingの限界と因果推論あたりがありそう

Part 4: Advanced Topics for Building an Experimentation Platform

12から16章で構成されている。実験プラットフォームの話で、データエンジニアが主に注力して読むことが期待されている

Part 5: Advanced Topics for Analyzing Experiments

17から23章で構成されている。A/B testingで集めたデータの分析に関わるさまざまな発展的なTopicが議論されている。データサイエンティスト向けだろう

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